2021/06/25 - 00338-1 - カテゴリ: アマチュア無線
憧れのダウンリンクとSSTV
タロ兵衛はアマチュア無線技士だったりする。かつてはコールサイン(無線局免許)も持っていて世界の仲間と交信していた。あー…最後は嘘である。交信はしてたけど、ごくごくご近所さんだけ。
アマチュア無線は別名ハムという。その語源はよく分かっていない。
聞いたことがある人でもアマチュア無線は、「無線が好きな人どうしがお話をする趣味」。スマホの当たり前の現代で何が面白いのかと思われるだろう。しかし、あれ、面白いのだ。話をするだけの趣味ではなくて、色々な通信を方式を試してみるのも醍醐味の一つ。
もう40年以上お休みしている。が、最近になってSSTVっていう単語が飛び込んできた。これは映像を音に変えて相手局に送る画像通信。40年前やりたかったけどできなかった(金も技術もない)。これ、なんと1枚の画像(しかも荒い)を送るのに数分かかるという、とても味わいのある画像通信。
もう一つはダウンリンク。これは人工衛星からの電波を受信しようというもの。昔は巨大なアンテナが必要だった。
ところが40年も経つといろいろ変化があって、国際宇宙ステーションISSにもアマチュア無線局が開設されることになった。ISSのサービスでダウンリンクをやっていという。しかもハイパワーで。地上側は小さい受信機と簡素なアンテナでOKらしい。
ここからSSTVの送信があるというのだ。通話は送信を伴うので、無線局の免許を失効しているタロ兵衛はできないが、受信することはできる。つまりダウンリンクとSSTVが同時にできちゃう!しかも、NHKと違って受信料を徴収されることもない
と、前置きは超長いが、ぶっちゃけ火が付いたのでチャレンジしようと。
必要なお道具は、受信機と、PCと、やる気。皆揃っとるよ。受信機は一般的ではないが、エアバンド(航空管制用。管制は無線でやる)が聞きたくてたまたま持ってった。
昔だと、ここから1冊本が書けちゃうぐらい大変だったが、今は簡単。グーグル先生に調べてもらうことしばし、やり方もわかった。(とは言うもののそれなりのドラマは有ったが)
ハンディの受信機を144.8MHzにあわせて、受信機のイヤホーン端子をPCのマイク端子につなぐ。画像化用アプリを起動して待つこと10分。PCの画面にISSの電波がデコードされた画像がゆっくり表示されていく
しかも、これ「直」なんだぜ!
ちなみにソフトは「QSSTV」というLinux用のもの。もちろんOSはお馴染み puppy Linux。
記念にドラマをいくつか書いておこうかな

コメントを読む