タロ兵衛のインストール日誌

2010/02/23 02:11 - 00117-1 - カテゴリ: 備忘録

libretto50 431jp対応(その6)

母艦のVirtualBox内で基本的な設定を済ませ、その仮想HDDの内容をUSBのカードリーダ経由でCFにコピーし、そのCFをlibretto50にインストールして、一気にインストールを済ませる。同時にsanbaもインストールする。
準備するファイル
pup-431retroJP.iso
samba-3.0.26-1-sfs4.sfs
準備する環境
VirtualBox(3.1.4)
FTPサーバ(winならnekosogiが簡単でよい)

(1) 仮想マシン(VirtualBox)セットアップ
vitualbox(以降V-BOX)のプラットフォームにpuppyはないので、linuxの2.6を指定。HDDの設定は合計1GBで、割付は750M(hda1),250M(hda2)とした。hda2はワーク用

仮想CDドライブにpup-431retroJPをセットして起動。pfix=ramでブート。Xはxvesaのsvga(800x600)で起動

(2) 仮想HDDにフルインストール
ユニバーサルインストーラでpup-431retroJPを普通にフルインストールする
・「内蔵ハードディスク(IDEかSATA)」を選択
・「hda VBOX HARDDISK,・・・」を選択
・「パピーをhda1にインストール」を選択
・確認のダイアログに「OK」をクリック
・パピーファイルの確認は「CD」を選択
・CD挿入確認で「OK」を選択
・「FRUGAL(質素)」「FULL」の選択でFULLをクリック
・コピーが始まり、終わるのを待つ
・GRUBインストール/更新」を選択
・「更新」「インストール」では「インストール」を選択
・インストール先についての案内が表示される「OK」をクリック
・GRUBを自動的にインストールする」をクリック
・スタンダードなコンソールを選択
・GRUBを置くハードディスクの設定は「/dev//hda1」(デフォルト)を設定
・GRUBを置く設定は「MBR・・・危険な場合あり」を設定
・再度GRUBを置くハードディスクの問い合わせデフォルト(hda1)で良いので空白のまま
・幾つか作業進行を表すダイアログが表示され、「GRUBのインストールの成功」が表示され「OK」をクリック
・最後に「no」をクリック

これでOSのインストールは終了。起動すれば動いてしまうが、このままにしておく

(2)sambaの準備
ISOイメージを作り、CDとしてV-BOXのpuppyに渡してもよいが、FTPで転送した
VirtualBoxの言うホストOS(今回はWinXP)側でftpサーバ起動(nekosogiを使用)。
ポートはデフォルトの21。ユーザは「puppy」をつくりパスワードも「puppy」とした
共有するフォルダにsamba-3.0.26-1-sfs4.sfsを置く


(3) ネットワーク設定
V-BOX上のpuppyのデスクトップの接続をクリックして設定
・eth0を選択し、特に確認等は不要でDHCPを選択
・10.0.2.15で接続さた(このアドレスはいじらないのが吉)
・ホスト側でV-boxのIPアドレスを調べておく(ipconfig)
・今回は下記だった。見慣れないアドレスだが、いじらないのが吉
Ethernet adapter VirtualBox
192.168.56.1
・ftpdにもよるが、nekosogiFTPDの場合、グローバルアドレスにこれを設定しておいた


(4)samba.sfsの展開
・v-box上のpuppyでgFTPを起動。
・さっきのアドレス(192.168.56.1)でFTP接続。入力するポートは21、ユーザは「puppy」パスワードも「puppy」
・ホスト側の共有フォルダにsamba.tar.gzが見えることを確認。
・puppy側の/root/my-documentなどにFTPでコピー
・落としたファイルをクリック。XArchiveが起動。
・全選択(Select All)
・展開アイコンをクリック
・展開先はデフォルトのままOKをクリック
・展開完了でOKをクリック。sambaディレクトリが出来て、中にetcとoptが解凍されている
・この2つを起動もしていないpup-431retroJPのフルインストールの済んだhda1に投げ込む
「内容を結合しますか?」の問い合わせが何度かあるが構わず「はい」をクリック
・hda1の/etc/opt/samba/smb.conf を開き、#[tmp] を探して、tmpのセクションのコメントを外す。(tmpから5行分)
・このセクションのpathの設定を「/tmp」から「/」にする。
これでlibrettoでpuppyが起動すると、CFの中身が頭から丸見えになる(無論、メンテ専用設定)


(5)libretto用ネットワーク設定
・hda1の/rc.d/rc.localを開く
・下記を記入して、libretto50でのネットワークの設定とsambaの起動を行う

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2009/03/02 23:20 - 00094-1 - カテゴリ: 備忘録

Libretto50 LAN 412 対応

Libretto50 puppy4.1.2 レトロ rc.localの設定内容
ネットワークウィザードの設定は削除のこと

#version upgrade, any prior content of rc.local
#moved to /tmp/rc.local
modprobe i82365
/etc/rc.d/init.d/rc.pcmcia start
sleep 5
ifconfig eth0 up
dhcpcd eth0

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2009/01/27 22:09 - 00085-1 - カテゴリ: 備忘録

Libretto50 CFブートその9 4.1.2対応

1. 準備
CF(Transcend 133x 4GB)
IDE-CFアダプタ
PCカードアダプタ(SanDisk SDAD-38-J60)
母艦(dynabook SS 3430)
Puppy Linux 4.1.2 retroをダウンロード
(puppy-4.1.2-retro-JP.iso)
必要に応じて、缶ビール・お摘み・雑誌など

2. 母艦側セットアップ
(1) 母艦機に4.1.2retroをインストールし4.1.2レトロを起動
(CDブート可の母艦ならインスト不要)

(2) CFにパーティション作成
インストールするパーティーションをetx2でフォーマット(*1)
256MBぐらいのswapパーティション作成
1GBぐらいの空きエリア(*2)

(3) CFを指定してフルインストール
GRUBも引き続きインストール

(4) GRUBのmenu.lst確認
母艦のWindowsや他のLinuxのブート設定がmenu.lstに書かれた場合はエディタで削除。
起動HDDが(IDE0,0)とhda1になっていることを確認


3. Libretto50側セットアップ
(1) CFをCF-IDEアダプタでHDDとして挿入
(2) 電源ON(HDD-LED点灯)
(3) GRUBから4.1.2retroを起動
(4) 落ち着いてひたすら待つ(*3)
(5) キーボード、マウスを指定
(途中数十秒の沈黙があるが、待つ)
(6) ディスプレイはxorgで640×480×16
(7) 暫くすると「×」が画面中心に表示
(マウスが操作出来ることを確認して喜ぶ)
(8) ひたすら待つ
(9) 見慣れたデスクトップが表示される。
レトロの背景はブルー
(缶ビール等で祝杯をあげる*4)
(10) 他の操作や設定をする前に1~2度再起動しておく(*5)

(*1)ext2か3でないとフルインストールさせて貰えない

(*2)swapでCFがコケてきたらエリア交換用に使用するつもり。効果があるかはその時にならないと分からない。CFの機能で使用するエリアを順繰りに変えて行くなら意味無し。

(*3)画面がしばらく変わらないので不安になるが、かかると言っても全体で10分程度。Windowsよりも遙かに短い。

(*4)これより前に開けるべきではない。3.(9)の確認後に開栓することを強く推奨。

(*5)いつもなら起動時に「次回より高速化(英文)」の表示があったが、フルインストールのせいかレトロの為か表示された記憶がない。そうならあまり意味がないかもしれない

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2008/12/08 13:37 - 00072-1 - カテゴリ: 備忘録

無線LAN再び(4.1.1jp版)備忘録

DynaBook SS DS50C/1N8M+WLI-CB-G54 Puppy4.1.1jp版の設定手順
(1)準備
AP(無線ルータ)のMACアドレス,ESSID,WEPのkeyをAPの設定画面から書きとめておく。

(2)Pwirelessで仮接続(おまじないその1)
メニュー→ネットワーク→Pwireles 無線スキャナ
APのMACアドレスから接続すべきAPを選ぶ
接続ボタンをクリック。ESSIDとWEP キーを入力
DHCPからIPアドレスが取得される→OKをクリック
無線LANでルータに繋がったことをpingなどで確認

(3)NetworkWizardでスキャン
デスクトップ→接続→ネットワークあるいは無線LANでインターネット
「b43」を選んで「wlan0」ボタンをクリック
「ワイヤレス」ボタンをクリック
「スキャンボタン」をクリックして接続すべきAPを選び、「OK」をクリック
(APのところにマウスカーソルを乗せると詳細が表示される)

(4)プロファイル登録
「WEP」ボタンをクリックして「キー」入力欄を出す
プロファイル名(お好みの名前)\,ESSID\,キーを入力して「保存」をクリック
「このプロファイル」を使うをクリック

(5)IPアドレス設定(DHCP)
「ネットワークを設定」の画面にもどるので(IPアドレスの取得に進む…が表示されているはず)、「自動DHCP」をクリック
「設定に成功」が表示されたら、「Yes」をクリック
「設定済」をクリック

(6)プロファイル編集(おまじないその2)
/etc/network-wizard/wireless/profilesディレクトリを開く。
ESSIDをファイル名にしたプロファイルを見つけられるはず。これをテキストとして開く。(00\:11\:22\:33\:44\:55\:WEP.confのような)
チャンネルNoと周波数が記入されているので、中身だけを削除。
例:
  FREQ='2.432G'
  CHANNEL='5'

これをこんな感じ↓に

  FREQ=''
  CHANNEL=''

(7) 再起動
念のため、電源を切って再起動して接続されるかを試験する。できるならAP側でチャンネルを変えても接続できることも確認のこと。

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2008/11/22 20:26 - 00069-1 - カテゴリ: 備忘録

MBR防災訓練(危険)

dynabookSS2110のOS(w2k)を再インストールする事になった。良い機会なので、MBR情報を待避しおき、GRUBのインストール失敗を想定して、MBRの書き戻し訓練をしてみた。
(この記事は大変危険なコマンドを使います。試す場合は記事の内容を理解した後、自己責任にてお願いします)

(1) Puppy(4.1.1us)をCDから起動。ddコマンドでHDDを全てゼロクリア。徹底的に使えなくする。
dd if=/dev/zero of=/dev/sda1

(2) HDDを適当に2つに切る(今回は15GB+5GB)。

(3) PC添付のリカバリCDでWindows2000を15GB側にインストール

(4) 再度CDからPuppyを起動。ddコマンドでUSBメモリへWidows2000のMBRを書き出す(緊急持ち出し用?)
dd if=/dev/sda of=/mnt/sdb1/w2k.mbr bs=512 count=1

(5) 残りのパーティションにpuppyをインストール(簡素なインストールで)。

(6) grub-installでMBRを書き換える

(7) 再起動して、Windows2000もpuppyもGRUBから切り替えて起動できることを確認。

(8) puppyを起動し、ddコマンドでgrubのMBRをUSBメモリへ書き出す(これはおまけ)
dd if=/dev/sda of=/mnt/sdb1/puppy.mbr bs=512 count=1

(9) 続けてddコマンドでWindows2000のMBRをUSBメモリから書き戻す。
dd if=/mnt/sdb1/w2k.mbr of=/dev/sda bs=512 count=1

(10) 再起動する。
…当たり前だが、Win2kが起動した。

でも、本当に待避したMBRがWin2kを起動できたので安心した。今回書き出したMBRは救急箱に入れておこう。
とてもよい防災訓練だった。

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