タロ兵衛のインストール日誌

2018/01/13 01:28 - 00283-2 - カテゴリ: windows10

Win10の呪いを解く(その3)まとめ?

windows10にBIOSまで乗っ取られていて、レガシに戻れない場合のpuppyのデュアルブート手順。
いつもより自己責任な記事になってます。puppyはXenialPup64です。
この通りやって必ず成功する保証はありません
失敗したら、puppyどころか、windowsも起動しなくなります。
また、記事ではpuppyのインストールは省略しているので、ある程度puppyのインストールのスキルが必要です
要約
WindowsはブートするとOS本体を起動する前に、BIOS(UEFI)から勝手に操作されるのを阻止するため、F2キーやDELキー、ブートデバイスを変更するキー操作を無効にするようです(触った感じでは)。これによりウチのPCはCDからpuppyが起動できなくなりました。
そこで、HDDの先頭にあるブートローダーを一旦壊して、CDからの起動を復興し、この隙にpuppyをインストールしてしまおうと言うもの。
そして正確には呪いは解けていない

準備
1) HDDのパーティションがMBRであることを確認する(GPTでないこと)
2) windowsの入っているHDDのコネクタを抜いて、puppyがCDから起動できるか確認する
3) Puppyで動くバイナリエディタを準備する(私はダウンロードを忘れたので、即興でアプリ組んだ)
4) USB-SATA変換器を用意する(私は手元にあった上海問屋の980円のやつ)
この段階で、何らかのトラブルが発生した場合は、もとどおりにして、諦めてください

windows側作業
1) 「再起動」して(シャットダウンはダメ)、windowsの更新がないか確認する。始まってしまったら、更新が落ち着いてから再度行う(私のとこでは偶然始まってしまった)
2) バックアップを取る(のーてんきな私も流石にバックアップした)
3) デフラグできればする(私はしなかった)
4) もう一度再起動してBIOSのスプラッシュ画面が出たあたりで電源コードを抜く。

puppy側作業
1) HDDをSATAからUSBアダプタに接続する(まだPC側のUSBコネクタには接続しない)
2) CDなどからpuppyを起動する
3) HDDをPCのUSBに接続する
4) DD でHDDの先頭の512バイトをファイルに落とす(mbr.imgとします)
5) 別ファイルにコピーを作る(new.imgなど)
6) バイナリエディタなどで、new.imgの先頭から446バイトをゼロクリアする(ブートローダーを壊す)
7) ここからは引き返せないので、覚悟を決める
8) HDDの先頭にDDでnew.imgを書き込む
9) puppyをシャットダウンし電源を切る
10) HDDの接続をUSBからSATAに挿し替える
11) PCの電源を入れ、再度CDなどからpuppyを起動する
12) オリジナルのmbr.imgをDDでHDDの先頭に書き込み元どおりにする
13) puppyをUNIVERSALイントーラからフルーガルインストールする。MBRも書き換える(pupsaveはまだしなくても良い。私はあとからやった)

再起動すると、GRUB4DOSのブート選択画面が表示されて、WindowsもPuppyもブートできるはず
以上で私が行ったwindows10のインストール済みHDDへのpuppy Linux のインストール手順です

GPTではできない旨の記述がありますが、sda1を専用アプリで広げることで、他のPCでは成功しています。疲れたのでこの記事はパス

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問題:うらしま太郎が助けた動物は?(ひらがな)
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